【腕時計】時間を見るのに必要な針。針のトラブルについて、分かりやすく解説します!【針修理Q&A】
こんにちは!
今日は時間を知るために必要な針について
お話しようと思います。
針が取れてしまったら…針が使えなかったら…
時計として役に立たないですよね?
針修理の疑問にお答えします!

今日は時間を知るために必要な針について
お話しようと思います。
針が取れてしまったら…針が使えなかったら…
時計として役に立たないですよね?
針修理の疑問にお答えします!

Q:時計の針が外れちゃったらどうなるの?
A:針が外れたら時計として使えないばかりか
他の針と絡まって折れたり、
中の機会を損傷したり
文字盤を傷つけたりと
故障の原因になります!
針は細い金属棒なので、
一度曲がると元と同じ状態に戻すのは難しいです。
この場合は針の交換が必要ですが、
針を一本だけ交換しても
経年度合いやデザインによって違和感が生じ
三本とも交換という事態になりかねませんゾ!
Q:針が外れただけで時計自体は動いてるし、そのままでもいいよね?
A:ダメです。
前述のように取れた針の放置は連鎖的な故障を生みます。
被害を防ぐために、針が外れたらまずリューズを引っ張り、
時計を止めてしまいましょう。
その後ゆっくり(ホントはできるだけ急いで)
お近くの修理屋さんへ持って行きましょう。
Q:なんで針がとれちゃったんだろう?
A:時計の針は小さな部品ですが、
そう簡単に取れる事はありません。
しかし金属同士の弾性や摩擦力を利用して
取り付けてあるだけなので
勢いよくぶつけたり、
ある程度の高度から落としたりといった
強い衝撃を受けるとゆるくなったり、外れてしまいます。
また大事に使っていても経年変化によって
根元がゆるくなることもあります、
根本のゆるみは修理が困難なことも多いため、
在庫があるものであれば交換する方がベターです。
※コピー品の中にはもともと根元がゆるかったり、
酷いものになると糊付け(!)されたものもあったりします。
Q:針の種類でお値段は変わるの?
A:変わることもあります。
例えばブルースチールという
「アンティーク時計」に良く見られる時計の針で、
青紫・深い青色をした針の素材があります
手作業で金属に焼きを入れるこの針は、
一定の温度でしか変色させることができないため、
現在では高級な機械式時計に使用されています。
1930年頃までの時計の針には非常に良く見られる素材で、
アンティーク時計の特徴の1つと言われるほどですが、
それ以降になるとほとんど見かけることがなくなります。
このブルースチールを変えようと思っても、
替えの針が無い、あったとしても高いものになる場合が多いです。
Q:針に夜光塗料が塗ってあるけど…
A:ダイバーズウオッチなど、針に夜光塗料が施されているものは、
経年により夜光が効かなくなったり、
剥がれ落ちたりする場合があります。
この場合は夜光の再塗装が可能です。
しかし仕上がりに違和感が出ることがあるため、
色や劣化度合いの調整が必要です。
Q:インデックスとメモリがずれてるような?
A:仕様です…と言いたいですが気になりますね。
これはもう、当たり外れの世界です。
機械に特徴があるというより、
文字盤そのものの精度と、
最後に針を挿すときの微妙なズレです。
メーカー側は、何秒かを見間違うほどのズレが無ければ、
組み付け工程のやり直しなど、絶対にしないでしょうから、
モノによってはズレていたり、奇跡的にピッタリ合っていたりと、様々です。
最終的に「0」で合っていればヨシ!
…くらいに思っていた方が良さそうですよ。
Q:クロノグラフのボタンを押しても針が戻らない!!
A:落ち着いて、プッシャー(ボタン)のロックが解除されていることを確認しましょう。
プッシャーを押し込む量、押し込む速度など、
その腕時計にふさわしい力で丁寧に操作してみましょう。
それでも動かない場合は
クロノグラフを構成する機構にトラブルが発生した可能性があります。
多くのクロノグラフのプッシャーにはバネが内蔵されているため、
衝撃などで固定器具のゆるみや破損が発生すると外れることがあります。
外側から取り付けるのはほとんど不可能なため、
一度ケースを開けて取り付ける必要があります。
Q:針をリセットしても12時に戻らないんだが?
A:帰零といってクロノグラフには
秒の指示が零(ゼロ)位置に急速に戻る機能があります。
が、これは内部の初期位置が間違っていると正しい位置にはきません。
リューズを二段引き、下のボタンで針を動かし
初期位置を正してあげましょう。
クロノグラフ針を運針しながらリセットできる
「フライバック機能」がついたモデル以外は、
一度クロノグラフ針を停止させてからリセットするのが原則です。
これを守らずに操作するとヤバことになります。
また、初期位置を正したあとリセットボタンを押しても
針が正しい位置に戻らない場合、針のゆるみや歯車の欠けが考えられます。
古い機械式クロノグラフで発生しやすいトラブルといえます。
時計というと、外装や中の機械を重視しがちですが
時計が時間を刻み私たちがそれを認識できるのも
時計の針がきちんと仕事をしてくれているからなのです
針の不調は時計のわかりやすいサインです。
どうぞ止まっていたり外れた針があれば
なるべく修理してあげて下さい。
ジェムウォッチでの針の取り付け修理は最短30分で修理OK!
(お預かりとなる場合がございます)
もしも、針のトラブルを抱えている時計がありましたら
お近くのジェムウォッチまでお持ち下さい!
A:針が外れたら時計として使えないばかりか
他の針と絡まって折れたり、
中の機会を損傷したり
文字盤を傷つけたりと
故障の原因になります!
針は細い金属棒なので、
一度曲がると元と同じ状態に戻すのは難しいです。
この場合は針の交換が必要ですが、
針を一本だけ交換しても
経年度合いやデザインによって違和感が生じ
三本とも交換という事態になりかねませんゾ!
Q:針が外れただけで時計自体は動いてるし、そのままでもいいよね?
A:ダメです。
前述のように取れた針の放置は連鎖的な故障を生みます。
被害を防ぐために、針が外れたらまずリューズを引っ張り、
時計を止めてしまいましょう。
その後ゆっくり(ホントはできるだけ急いで)
お近くの修理屋さんへ持って行きましょう。
Q:なんで針がとれちゃったんだろう?
A:時計の針は小さな部品ですが、
そう簡単に取れる事はありません。
しかし金属同士の弾性や摩擦力を利用して
取り付けてあるだけなので
勢いよくぶつけたり、
ある程度の高度から落としたりといった
強い衝撃を受けるとゆるくなったり、外れてしまいます。
また大事に使っていても経年変化によって
根元がゆるくなることもあります、
根本のゆるみは修理が困難なことも多いため、
在庫があるものであれば交換する方がベターです。
※コピー品の中にはもともと根元がゆるかったり、
酷いものになると糊付け(!)されたものもあったりします。
Q:針の種類でお値段は変わるの?
A:変わることもあります。
例えばブルースチールという
「アンティーク時計」に良く見られる時計の針で、
青紫・深い青色をした針の素材があります
手作業で金属に焼きを入れるこの針は、
一定の温度でしか変色させることができないため、
現在では高級な機械式時計に使用されています。
1930年頃までの時計の針には非常に良く見られる素材で、
アンティーク時計の特徴の1つと言われるほどですが、
それ以降になるとほとんど見かけることがなくなります。
このブルースチールを変えようと思っても、
替えの針が無い、あったとしても高いものになる場合が多いです。
Q:針に夜光塗料が塗ってあるけど…
A:ダイバーズウオッチなど、針に夜光塗料が施されているものは、
経年により夜光が効かなくなったり、
剥がれ落ちたりする場合があります。
この場合は夜光の再塗装が可能です。
しかし仕上がりに違和感が出ることがあるため、
色や劣化度合いの調整が必要です。
Q:インデックスとメモリがずれてるような?
A:仕様です…と言いたいですが気になりますね。
これはもう、当たり外れの世界です。
機械に特徴があるというより、
文字盤そのものの精度と、
最後に針を挿すときの微妙なズレです。
メーカー側は、何秒かを見間違うほどのズレが無ければ、
組み付け工程のやり直しなど、絶対にしないでしょうから、
モノによってはズレていたり、奇跡的にピッタリ合っていたりと、様々です。
最終的に「0」で合っていればヨシ!
…くらいに思っていた方が良さそうですよ。
Q:クロノグラフのボタンを押しても針が戻らない!!
A:落ち着いて、プッシャー(ボタン)のロックが解除されていることを確認しましょう。
プッシャーを押し込む量、押し込む速度など、
その腕時計にふさわしい力で丁寧に操作してみましょう。
それでも動かない場合は
クロノグラフを構成する機構にトラブルが発生した可能性があります。
多くのクロノグラフのプッシャーにはバネが内蔵されているため、
衝撃などで固定器具のゆるみや破損が発生すると外れることがあります。
外側から取り付けるのはほとんど不可能なため、
一度ケースを開けて取り付ける必要があります。
Q:針をリセットしても12時に戻らないんだが?
A:帰零といってクロノグラフには
秒の指示が零(ゼロ)位置に急速に戻る機能があります。
が、これは内部の初期位置が間違っていると正しい位置にはきません。
リューズを二段引き、下のボタンで針を動かし
初期位置を正してあげましょう。
クロノグラフ針を運針しながらリセットできる
「フライバック機能」がついたモデル以外は、
一度クロノグラフ針を停止させてからリセットするのが原則です。
これを守らずに操作するとヤバことになります。
また、初期位置を正したあとリセットボタンを押しても
針が正しい位置に戻らない場合、針のゆるみや歯車の欠けが考えられます。
古い機械式クロノグラフで発生しやすいトラブルといえます。
時計というと、外装や中の機械を重視しがちですが
時計が時間を刻み私たちがそれを認識できるのも
時計の針がきちんと仕事をしてくれているからなのです
針の不調は時計のわかりやすいサインです。
どうぞ止まっていたり外れた針があれば
なるべく修理してあげて下さい。
ジェムウォッチでの針の取り付け修理は最短30分で修理OK!
(お預かりとなる場合がございます)
もしも、針のトラブルを抱えている時計がありましたら
お近くのジェムウォッチまでお持ち下さい!
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