【メレ】キラリと光る引き立て役☆メレダイヤについて【ダイヤモンド】
こんにちは!
今回は、「メレダイヤ」をご紹介しようと思います。
●そもそもメレダイヤって何?
小さいダイヤモンドのことです。
大粒石の周りを飾ったり、パヴェ※として敷き詰めたりします。
メレを主役にするか脇役にするかの使い方次第で、リングの印象がかなり変わります。
そもそもメレ(melee)とは、フランス語で「小粒石」と言う意味。
「混雑した」という意味もあるため、さまざまなサイズの小粒のダイヤモンドが
混合してまとまったものを「メレ」と呼んでいました。
しかし現在は、「混ざった」という意味を失って、
小粒のダイヤモンドのことを指す名称として使用されています。

※パヴェ:アーム部分に小粒のメレダイヤをびっしりと敷き詰めた状態で、
フランス語で石畳の意味。
年齢に関係なくつけられるのが魅力で、
手元が華やかな印象になります。
今回は、「メレダイヤ」をご紹介しようと思います。
●そもそもメレダイヤって何?
小さいダイヤモンドのことです。
大粒石の周りを飾ったり、パヴェ※として敷き詰めたりします。
メレを主役にするか脇役にするかの使い方次第で、リングの印象がかなり変わります。
そもそもメレ(melee)とは、フランス語で「小粒石」と言う意味。
「混雑した」という意味もあるため、さまざまなサイズの小粒のダイヤモンドが
混合してまとまったものを「メレ」と呼んでいました。
しかし現在は、「混ざった」という意味を失って、
小粒のダイヤモンドのことを指す名称として使用されています。

※パヴェ:アーム部分に小粒のメレダイヤをびっしりと敷き詰めた状態で、
フランス語で石畳の意味。
年齢に関係なくつけられるのが魅力で、
手元が華やかな印象になります。
●メレダイヤって本物なの?
小さく、値段も低いことから誤解されますが、ちゃんと4C※の基準がある本物のダイヤです。
概ね0.2ct.(カラット)以下の物を指します。
たまに「屑ダイヤ」と言われますが、これは正確ではありません。
ダイヤの原石をジュエリー等に加工する際、カットしていくうえで余りができます。
これがメレダイヤの材料です。
4C※の基準にマッチした、中石(メインの宝石)に使用できるものの
余り部分(二次利用の商品)といったところでしょうか。
(但し現在では0.2ct以下でも中石として使用されることもあるので、
一概には言えなくなっています。)
ちなみに屑ダイヤとは、4C※に照らし合わせて、とても商品価値がないものを指します。
これは工業用(ガラス切りなどは有名)に利用されたりするものです。
※4C=カット(研磨)、カラット(重さ)、カラー(色)、クラリティ(透明度)の
4つの評価でダイヤモンドの品質を計る国際基準。
ダイヤモンドの「鑑定書」には、この4Cが記載されます。

●どうやって入れるの?
付いていたのが取れた場合→いわゆる石落ち修理ですが、爪留、堀留、パヴェ等、
もともとの形に応じて用意した石を付けます

大まかな流れとしては
原因を調べる
・石留の爪に問題がある場合
→爪が摩耗してしまっている
・指輪の変形による場合
→変形して爪が開いている等
・メレダイヤに問題がある場合
→そもそも石と穴のサイズが合っていない
・指輪等の構造に問題がある場合
→石と爪の位置がずれている
・使用時の事故
→落としてしまったなど
またこれらの問題の複合などです。
方針を決める
爪の摩耗等、修理方法が明確ならばそのまま修理に入ります。
しかしオリジナルと同じ留めかたができない場合は、
別の石留方法になることをお知らせして修理することもあります。
(例)もともと爪が弱い、もしくはバランスが悪い状態で石が止まっていた場合、
修理しても少しの変形でまた石が外れてしまいます。
よって新しい爪を追加で立てる、もしくは地金を寄せて盛るなど、
つくり自体を改善させる必要があります。
また、金性の低い物(10金やシルバー)はロー付自体が困難なので、
作業するか作業しないかの判断もお客様と相談して決めなければなりません。

/ポロリ\
作業に移る
方針が決まってようやく作業です。
オリジナルの問題が爪の摩耗だけなら、
磨耗した爪を彫留で建て直し、新しい爪で固定させてやります。
爪の種類や留め方は詳しくはこちらを参考に。
爪ができたら、新しいメレダイヤもそれに合わせて選びます。
メレダイヤを入れる際、入れる石があまり輝かない石の場合等、
その石だけ浮き上がってしまわないよう他の石との兼ね合いも考えて入れなければなりません。
石を入れ、爪の仕上げも済んだら、リング自体に磨きをかけ、完成です

●いくらくらいかかるの?
ジュエリーの形状、石の個数、地金の材質によってピンキリです。
くわしくはジェムウォッチHPをどうぞ→http://gem-watch.com/
紹介しているのはあくまで一石からのお値段で、
複数の石入れや、石留めの改善、また石は取れていなくても他の爪も弱っていた場合、
その部分の修復やそのための材料費等、もう少し費用を頂く場合もあります。
あしからずご了承下さい。
メレダイヤ自体の単価はそこまで高価ではありませんが、
石入れ、石留め作業にはかなりの技量を必要とします。
石自体が小さいこともあって、バランスや爪の力を考えながら作業しないと
簡単に外れてしまうからです。
今でこそ一緒にやる方も多いですが、
かつてはジュエリー作りの職人と石留めの職人は別々に分かれているほどでした。
そのため、お時間も2週間~1か月ほどかかることもあります。
石が一つ抜けるだけで、ジュエリーや時計の印象はひどく貧相になります。
逆に石を一つ加えるだけでグッと華やかになります。
石一個と思ってほっておいたジュエリーにメレダイヤ、入れてみるのもいかがでしょう?

小さく、値段も低いことから誤解されますが、ちゃんと4C※の基準がある本物のダイヤです。
概ね0.2ct.(カラット)以下の物を指します。
たまに「屑ダイヤ」と言われますが、これは正確ではありません。
ダイヤの原石をジュエリー等に加工する際、カットしていくうえで余りができます。
これがメレダイヤの材料です。
4C※の基準にマッチした、中石(メインの宝石)に使用できるものの
余り部分(二次利用の商品)といったところでしょうか。
(但し現在では0.2ct以下でも中石として使用されることもあるので、
一概には言えなくなっています。)
ちなみに屑ダイヤとは、4C※に照らし合わせて、とても商品価値がないものを指します。
これは工業用(ガラス切りなどは有名)に利用されたりするものです。
※4C=カット(研磨)、カラット(重さ)、カラー(色)、クラリティ(透明度)の
4つの評価でダイヤモンドの品質を計る国際基準。
ダイヤモンドの「鑑定書」には、この4Cが記載されます。

●どうやって入れるの?
付いていたのが取れた場合→いわゆる石落ち修理ですが、爪留、堀留、パヴェ等、
もともとの形に応じて用意した石を付けます

大まかな流れとしては
原因を調べる
・石留の爪に問題がある場合
→爪が摩耗してしまっている
・指輪の変形による場合
→変形して爪が開いている等
・メレダイヤに問題がある場合
→そもそも石と穴のサイズが合っていない
・指輪等の構造に問題がある場合
→石と爪の位置がずれている
・使用時の事故
→落としてしまったなど
またこれらの問題の複合などです。
方針を決める
爪の摩耗等、修理方法が明確ならばそのまま修理に入ります。
しかしオリジナルと同じ留めかたができない場合は、
別の石留方法になることをお知らせして修理することもあります。
(例)もともと爪が弱い、もしくはバランスが悪い状態で石が止まっていた場合、
修理しても少しの変形でまた石が外れてしまいます。
よって新しい爪を追加で立てる、もしくは地金を寄せて盛るなど、
つくり自体を改善させる必要があります。
また、金性の低い物(10金やシルバー)はロー付自体が困難なので、
作業するか作業しないかの判断もお客様と相談して決めなければなりません。

/ポロリ\
作業に移る
方針が決まってようやく作業です。
オリジナルの問題が爪の摩耗だけなら、
磨耗した爪を彫留で建て直し、新しい爪で固定させてやります。
爪の種類や留め方は詳しくはこちらを参考に。
爪ができたら、新しいメレダイヤもそれに合わせて選びます。
メレダイヤを入れる際、入れる石があまり輝かない石の場合等、
その石だけ浮き上がってしまわないよう他の石との兼ね合いも考えて入れなければなりません。
石を入れ、爪の仕上げも済んだら、リング自体に磨きをかけ、完成です

●いくらくらいかかるの?
ジュエリーの形状、石の個数、地金の材質によってピンキリです。
くわしくはジェムウォッチHPをどうぞ→http://gem-watch.com/
紹介しているのはあくまで一石からのお値段で、
複数の石入れや、石留めの改善、また石は取れていなくても他の爪も弱っていた場合、
その部分の修復やそのための材料費等、もう少し費用を頂く場合もあります。
あしからずご了承下さい。
メレダイヤ自体の単価はそこまで高価ではありませんが、
石入れ、石留め作業にはかなりの技量を必要とします。
石自体が小さいこともあって、バランスや爪の力を考えながら作業しないと
簡単に外れてしまうからです。
今でこそ一緒にやる方も多いですが、
かつてはジュエリー作りの職人と石留めの職人は別々に分かれているほどでした。
そのため、お時間も2週間~1か月ほどかかることもあります。
石が一つ抜けるだけで、ジュエリーや時計の印象はひどく貧相になります。
逆に石を一つ加えるだけでグッと華やかになります。
石一個と思ってほっておいたジュエリーにメレダイヤ、入れてみるのもいかがでしょう?

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