【リング】指輪についた石が取れてしまった人に朗報です!ツメの修理でキレイに直せます!【宝石】
こんなジュエリーのトラブルを経験されたことがありませんか?
「指輪についている石が取れてしまった」
「カタカタと音がするような気がする」
こういった故障の多くは、指輪のツメがすり減って
弱くなってしまったなどの原因がほとんどです。
ツメとは、石をリングに固定し保護するための部分のことを指します。
永く愛用されているとツメが削れてしまったり、
曲がって折れてしまうことがあります。
そのため大事な石が割れてしまったり、
落として紛失してしまうことになるのです。

ツメが弱っている状態で使用を続けられますと、
石の紛失などにつながる場合がほとんどです。
早期の修理をオススメします。
↓今すぐチェック!
↓ツメが弱っているサイン!
□衣類にジュエリーが引っかかる
□ジュエリーから音がする
□石を触ると動く
ジェムウォッチでは削れてしまったり、
折れてしまったツメの再生修理も致します。
今回は、ツメの種類と修理の流れを紹介いたします!
「指輪についている石が取れてしまった」
「カタカタと音がするような気がする」
こういった故障の多くは、指輪のツメがすり減って
弱くなってしまったなどの原因がほとんどです。
ツメとは、石をリングに固定し保護するための部分のことを指します。
永く愛用されているとツメが削れてしまったり、
曲がって折れてしまうことがあります。
そのため大事な石が割れてしまったり、
落として紛失してしまうことになるのです。

ツメが弱っている状態で使用を続けられますと、
石の紛失などにつながる場合がほとんどです。
早期の修理をオススメします。
↓今すぐチェック!
↓ツメが弱っているサイン!
□衣類にジュエリーが引っかかる
□ジュエリーから音がする
□石を触ると動く
ジェムウォッチでは削れてしまったり、
折れてしまったツメの再生修理も致します。
今回は、ツメの種類と修理の流れを紹介いたします!
石の留め方には以下のように色々な種類があります。
その一例を紹介します。
・共有ツメ
石が並んでいるデザインの指輪に使われます。
1つのツメで、複数の石を止めます。
指輪の幅いっぱいに石を飾れるので、
細い指輪でも目立たせることができます。
しかし、1つのツメで複数の石が留められているので、
1か所のツメが弱ると周辺の石が外れやすくなってしまいます。

写真の指輪は真ん中の石が外れてしまっている状態です。
後程、修理の様子をご紹介いたします。
・立てツメ
リングから伸びたツメで主役の石をひとつ留めるタイプです。
4点留めや、6点留めがあります。(下の写真のものです)
特に婚約指輪のダイヤモンドを留めるのに多く使われていました。
大きな石を取り扱う場合はこの留め方が今でも多く使われます。
石がしっかりと固定されますし、
ツメの中では修理しやすいタイプでもあります。
しかし、衣服に引っかかったり、
石が大きく突き出すことが多く邪魔になったりなどの理由で
あまり好まれない方もいらっしゃいます。


・レール留め
両側面から挟み込んで留めるタイプです。
列車のレールのように見えることから名前がつきました。
美しい曲線が特徴で、服に引っかかることがありません。
しかし、ぴったりと同じサイズの石でないとつけられないため、
石を無くしてしまうと、同じサイズの石を見つけることが難しい場合もあります。
また、指輪が変形した場合に外れやすい留め方でもあります。

では、先ほど紹介した共有ツメの修理について作業工程を説明します。
○ツメ修理工程
↓こちらのダイヤがひとつ取れてしまった指輪の修理をします。

1.弱ってしまった古いツメを取り除く

石を入れたい箇所の左右ツメ部分を削ります。<ゴリゴリ
また、左右のツメで修理箇所の両側のダイヤも留めているため、
一度ダイヤを取り外します。

大きく溝を作りました。
ここに新しく作るツメを入れていきます。
2.新しいツメの作成
次に指輪と同じ材質の金属を、ツメの形に加工します。
この指輪はPt900ですので
素材の種類と純度に合わせPt900を準備しました。

カナヅチを使い、プラチナを共有ツメの形に加工します。
3.ツメの取り付け
新しく作成したツメを指輪にロー付けします。
ロー付けとは、金属同士を溶接することを言います。
プラチナよりも融点の低い金属(ロー)を接着面に置き、
熱を加えることで、金属が接着剤のような働きをしてプラチナを接合させることできます。
ちなみにロー付けについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

これが融点の低い金属(ロー)です。
小さくカットして先ほど作ったリングの溝に敷きます。

そして新しいツメを溝にはめて指輪を熱します。
そうすることで、融点の低い金属(ロー)だけが溶けます。
要するにローとは、金属の接着剤のようなものですね。
このあと冷やすと溶接されます。

このように接合できました。
4.ツメの仕上げ

接合したツメの形を整えます。
長さを他のツメと合わせます。
また、研磨してツメにツヤと輝きを持たせます。

新しいツメ部分とリングが、違和感なく完全に融合しました。
5.石の取り付け
次にダイヤをツメの間にはめます。
そしてツメを石に合わせて加工します。

ダイヤの面にツメを押し付けて固定しています。

位置が決まったら、さらにダイヤに密着するようにツメを押し当てます。
6.仕上げ
最後に指輪全体を研磨することによって、ツヤを出します。

これはパフ掛けという作業です。
高速回転する機械に指輪を当て表面を磨いています。

これで共有ツメの修理の完成です。
※リングの材質がシルバーの場合には、
修理をお断りする場合がございます。
また、10金などの金の純度が低いものは混合物が多く、
加工の際に金属にひび割れなどが生じることがあります。
そのため、同じくお断りする場合がございます。
ご了承ください。
ツメが曲がってしまった場合だけでなく、
ツメが石との摩擦で薄くなり、
石がグラグラするようになってしまった場合でも修理致します。
石がしっかりと固定されていないと、
ひび割れや紛失の危険があります!
↓今すぐチェック!
↓ツメが弱っているサイン!
□衣類にジュエリーが引っかかる
□ジュエリーから音がする
□石を触ると動く
繰り返しますが、これらの症状に
ひとつでも当てはまる指輪はツメが弱くなっています!
石を無くす前に、一度お問い合わせを!
大切な石を守るためにもツメ修理は必ずしましょう。
ツメ修理はジェムウォッチへ!
その一例を紹介します。
・共有ツメ
石が並んでいるデザインの指輪に使われます。
1つのツメで、複数の石を止めます。
指輪の幅いっぱいに石を飾れるので、
細い指輪でも目立たせることができます。
しかし、1つのツメで複数の石が留められているので、
1か所のツメが弱ると周辺の石が外れやすくなってしまいます。

写真の指輪は真ん中の石が外れてしまっている状態です。
後程、修理の様子をご紹介いたします。
・立てツメ
リングから伸びたツメで主役の石をひとつ留めるタイプです。
4点留めや、6点留めがあります。(下の写真のものです)
特に婚約指輪のダイヤモンドを留めるのに多く使われていました。
大きな石を取り扱う場合はこの留め方が今でも多く使われます。
石がしっかりと固定されますし、
ツメの中では修理しやすいタイプでもあります。
しかし、衣服に引っかかったり、
石が大きく突き出すことが多く邪魔になったりなどの理由で
あまり好まれない方もいらっしゃいます。


・レール留め
両側面から挟み込んで留めるタイプです。
列車のレールのように見えることから名前がつきました。
美しい曲線が特徴で、服に引っかかることがありません。
しかし、ぴったりと同じサイズの石でないとつけられないため、
石を無くしてしまうと、同じサイズの石を見つけることが難しい場合もあります。
また、指輪が変形した場合に外れやすい留め方でもあります。

では、先ほど紹介した共有ツメの修理について作業工程を説明します。
○ツメ修理工程
↓こちらのダイヤがひとつ取れてしまった指輪の修理をします。

1.弱ってしまった古いツメを取り除く

石を入れたい箇所の左右ツメ部分を削ります。<ゴリゴリ
また、左右のツメで修理箇所の両側のダイヤも留めているため、
一度ダイヤを取り外します。

大きく溝を作りました。
ここに新しく作るツメを入れていきます。
2.新しいツメの作成
次に指輪と同じ材質の金属を、ツメの形に加工します。
この指輪はPt900ですので
素材の種類と純度に合わせPt900を準備しました。

カナヅチを使い、プラチナを共有ツメの形に加工します。
3.ツメの取り付け
新しく作成したツメを指輪にロー付けします。
ロー付けとは、金属同士を溶接することを言います。
プラチナよりも融点の低い金属(ロー)を接着面に置き、
熱を加えることで、金属が接着剤のような働きをしてプラチナを接合させることできます。
ちなみにロー付けについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

これが融点の低い金属(ロー)です。
小さくカットして先ほど作ったリングの溝に敷きます。

そして新しいツメを溝にはめて指輪を熱します。
そうすることで、融点の低い金属(ロー)だけが溶けます。
要するにローとは、金属の接着剤のようなものですね。
このあと冷やすと溶接されます。

このように接合できました。
4.ツメの仕上げ

接合したツメの形を整えます。
長さを他のツメと合わせます。
また、研磨してツメにツヤと輝きを持たせます。

新しいツメ部分とリングが、違和感なく完全に融合しました。
5.石の取り付け
次にダイヤをツメの間にはめます。
そしてツメを石に合わせて加工します。

ダイヤの面にツメを押し付けて固定しています。

位置が決まったら、さらにダイヤに密着するようにツメを押し当てます。
6.仕上げ
最後に指輪全体を研磨することによって、ツヤを出します。

これはパフ掛けという作業です。
高速回転する機械に指輪を当て表面を磨いています。

これで共有ツメの修理の完成です。
※リングの材質がシルバーの場合には、
修理をお断りする場合がございます。
また、10金などの金の純度が低いものは混合物が多く、
加工の際に金属にひび割れなどが生じることがあります。
そのため、同じくお断りする場合がございます。
ご了承ください。
ツメが曲がってしまった場合だけでなく、
ツメが石との摩擦で薄くなり、
石がグラグラするようになってしまった場合でも修理致します。
石がしっかりと固定されていないと、
ひび割れや紛失の危険があります!
↓今すぐチェック!
↓ツメが弱っているサイン!
□衣類にジュエリーが引っかかる
□ジュエリーから音がする
□石を触ると動く
繰り返しますが、これらの症状に
ひとつでも当てはまる指輪はツメが弱くなっています!
石を無くす前に、一度お問い合わせを!
大切な石を守るためにもツメ修理は必ずしましょう。
ツメ修理はジェムウォッチへ!
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