【腕時計】大切な時計のガラスが割れてしまったら…ガラスの修理・種類について【風防】
今回は、ガラス交換について書きたいと思います。
ガラスを破損する危険は常に付き纏っています。
机の角にぶつけたり、
落としたりと思わぬことで破損する機会が多いです。
また、ガラスが割れてしまうと、
ガラスの破片が時計の中に入ってしまうことがあり
故障の原因にもなります。
なので、ガラスが割れてしまったら、
なるべく早く時計修理の出来る場所に行き、
相談することが大切です。

本文ではガラス交換の手順について詳しく書いていきます。
ガラスを破損する危険は常に付き纏っています。
机の角にぶつけたり、
落としたりと思わぬことで破損する機会が多いです。
また、ガラスが割れてしまうと、
ガラスの破片が時計の中に入ってしまうことがあり
故障の原因にもなります。
なので、ガラスが割れてしまったら、
なるべく早く時計修理の出来る場所に行き、
相談することが大切です。

本文ではガラス交換の手順について詳しく書いていきます。
【ガラス交換の手順】
最初は、中の機械を取り出すために裏蓋を外します。

裏蓋を開けることができたら、中の機械を取り出します。
まず、リューズを外します。
外さないと、機械を取り出すときにリューズが折れてしまい取り出すことができません。
リューズはとても折れやすく繊細なので気を付けて抜いていきます。
裏蓋の外し方や、機械に触るときの注意点はこちらの、
電池交換の記事に詳しく載っています。


機械を外すことができたら、いよいよガラスを外します。
ガラスは外側からはめ込まれているので、
内側から押してあげると簡単に外すことができます。

外すことができました。
そして新しいガラスをはめ込みます。
ガラス交換には時計の種類によって違うのですが、
大きく2つの交換方法があります。
まず、1つ目はパッキンでガラスを付ける方法です。
これは丸い形のガラスに多い方法です。
2つ目は接着剤でガラスを付ける方法です。
これは丸以外、例えば四角のガラスなどに多い方法です。
【ガラスの種類】
①プラスチック風防

名前の通りプラスチックで作られている風防です。
傷が付きやすいため今は使われることは少なくなりました。
しかし昔の雰囲気を出すためにこの風防を使っている時計も中にはあります。
プラスチック風防の利点として傷がついたときに磨くことできれいにできます。
風防の中で唯一の特性です。
※“風防”とは、所謂ガラスの事です。時計の文字盤を守るためについています。
②クリスタルガラス

おそらく一番多く使われている風防です。
一般的にガラスと呼ばれています。
ミネラルガラスと呼ばれることもあります。
プラスチック風防より傷が付きにくく丈夫です。
薄型クォーツには厚みが1mmもないガラスが使用されます。
ダイバーズウオッチなど防水性が必要な時計につれて、
気圧に耐える為に厚くなります。
200m防水ともなればガラスの厚みが3mm以上ある物もあります。
③サファイアガラス

宝石のサファイアと同じ成分で作られたガラスですので、非常に固いです。
高級な時計のほとんどに使われているガラスですが、
成分が同じというだけで宝石のサファイアが入っているというわけではありません。
一番硬い宝石のダイアモンドの硬度が10です。
そしてサファイアの硬度は9なので、ダイアモンドの次に硬い宝石ということになります。
そのサファイアと同じ硬度なので、上で紹介したふたつのガラスよりも非常に固いです。
ガラスの表面をとても固いものでこすっても傷が付かないくらいです。
ダイアモンドくらい固いものでこすらないかぎり、滅多なことでは傷つかないでしょう。
しかし、傷が付きにくいだけで決して割れないわけではありません。
宝石のサファイアも金づちで叩けば割れてしまうのです。
そして、このサファイアガラスは普通のガラスならどこかにぶつけた時にガラスが欠けるところが、
真っ二つに割れてしまいます。
このように、ガラスにも様々な種類があります。
もしも、ガラスのことで分からないこと、
気になることがありましたら、ぜひジェムウォッチへご相談ください。
もちろん、割れてしまった場合もお持ち下さい!
最初は、中の機械を取り出すために裏蓋を外します。

裏蓋を開けることができたら、中の機械を取り出します。
まず、リューズを外します。
外さないと、機械を取り出すときにリューズが折れてしまい取り出すことができません。
リューズはとても折れやすく繊細なので気を付けて抜いていきます。
裏蓋の外し方や、機械に触るときの注意点はこちらの、
電池交換の記事に詳しく載っています。


機械を外すことができたら、いよいよガラスを外します。
ガラスは外側からはめ込まれているので、
内側から押してあげると簡単に外すことができます。

外すことができました。
そして新しいガラスをはめ込みます。
ガラス交換には時計の種類によって違うのですが、
大きく2つの交換方法があります。
まず、1つ目はパッキンでガラスを付ける方法です。
これは丸い形のガラスに多い方法です。
2つ目は接着剤でガラスを付ける方法です。
これは丸以外、例えば四角のガラスなどに多い方法です。
【ガラスの種類】
①プラスチック風防

名前の通りプラスチックで作られている風防です。
傷が付きやすいため今は使われることは少なくなりました。
しかし昔の雰囲気を出すためにこの風防を使っている時計も中にはあります。
プラスチック風防の利点として傷がついたときに磨くことできれいにできます。
風防の中で唯一の特性です。
※“風防”とは、所謂ガラスの事です。時計の文字盤を守るためについています。
②クリスタルガラス

おそらく一番多く使われている風防です。
一般的にガラスと呼ばれています。
ミネラルガラスと呼ばれることもあります。
プラスチック風防より傷が付きにくく丈夫です。
薄型クォーツには厚みが1mmもないガラスが使用されます。
ダイバーズウオッチなど防水性が必要な時計につれて、
気圧に耐える為に厚くなります。
200m防水ともなればガラスの厚みが3mm以上ある物もあります。
③サファイアガラス

宝石のサファイアと同じ成分で作られたガラスですので、非常に固いです。
高級な時計のほとんどに使われているガラスですが、
成分が同じというだけで宝石のサファイアが入っているというわけではありません。
一番硬い宝石のダイアモンドの硬度が10です。
そしてサファイアの硬度は9なので、ダイアモンドの次に硬い宝石ということになります。
そのサファイアと同じ硬度なので、上で紹介したふたつのガラスよりも非常に固いです。
ガラスの表面をとても固いものでこすっても傷が付かないくらいです。
ダイアモンドくらい固いものでこすらないかぎり、滅多なことでは傷つかないでしょう。
しかし、傷が付きにくいだけで決して割れないわけではありません。
宝石のサファイアも金づちで叩けば割れてしまうのです。
そして、このサファイアガラスは普通のガラスならどこかにぶつけた時にガラスが欠けるところが、
真っ二つに割れてしまいます。
このように、ガラスにも様々な種類があります。
もしも、ガラスのことで分からないこと、
気になることがありましたら、ぜひジェムウォッチへご相談ください。
もちろん、割れてしまった場合もお持ち下さい!
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ミラーフェイス
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georg jensenのviviannaという、ミラーフェイスのガラスの交換などもしていただけるのでしょうか?